モグモグモグモグ

極めて稀に更新します

プリンターが壊れたよ!

我が家のプリンター、EPSON EP-801Aがぶっ壊れました。
今日壊れました。
今壊れました。


正確にはぶっ壊れるという表現は良くないのかもしれませんが、
現状どのボタンを押しても反応せず、
複合機であるにも関わらずプリンター以外の機能、
すなわちスキャン機能も使用できなくなっている以上故障と同義である!


さて、このエラーがどういった内容であるかと言うと、

>>インクジェットプリンタでは、インクノズルの詰まりが必ず起こります。
そのためにインクをヘッドから吸い出すことによりクリーニングします。
その吸い出した廃インクは、プリンタの底部にある廃インクパッドに吸収させ溜め込まれます。
クリーニングに使用されるインクの量は結構多く、
おそらく20回もクリーニングすれば新品カートリッジのインクはなくなってしまうほどです。
そして廃インクパッドはいずれいっぱいになります。
このとき、プリンタはエラーを発してプリントができなくなります。
エプソン機の場合、正確には、クリーニングに消費したインク量をカウントしていて、
そのカウンタが内部で設定された値に達すると「内部調整エラー」となります。<<
※引用元 PC-Manufacturer's Blog PM-G700 廃インクパッドを交換した

とのことです。


そもそもインクがパッドに漏れていくことは正常な動作の範囲内ですが、
どうもエプソンのプリンターには様々な逸話がまことしやかに語られており、
あまり評判がよろしくない様子なのであります。


例えばインクについているICチップでそれが新品かリサイクルかを見分け、
リサイクルでも印刷は可能とすることの引き換えに
パッドへの吸収量を爆増させる機能を持っている、とか。
今回我が家でこの症状が発生したEP-801Aの機種に関しては
特にクレームが集中して多い機種である、とか。
故障特化製品を自らチョイスしてしまったかと思うと大変胸が熱いです。
ちなみにソースはエプソンお客様センターでパートしてたハニさんの友人でござい。


ともあれ、これからのプリンターに求められる理想のプリンター像は
今後大きく変わってくるのではないでしょうか。


恐らくみなさん同じことを考えているとは思いますが、
インク代がすこぶる高いですよね。
ランニングコストが無視できないほどにバカ高い。
特にエプソンは印刷画質にこだわっており、
正常に出力するにはインクが6色必要です。
CMYKだけじゃ駄目なんですか。
その他は特色対応でいいんじゃないんですか。
家庭プリントでは諦めたらいいんじゃないんですか。
わたし昔印刷会社に勤務してた時そう習ったような気がします。
インク6色セットで5000円也。


ここまでインクが高いと皆さん家で写真プリントしなくなる気がします。
と言うか我が家では既に写真プリントは外注のネットプリントを活用しています。
今後の世間の流れとしてはそちらの需要が増え、
プリンターでの写真印刷は年賀状に特化される気がします。


なので今後は画質に関してはそこそこ、
耐久性もそこそこ、
インクのお値段もそこそこ、
そんな夢のそこそこプリンターが望まれているのではないでしょうか。


最後に、写真家の内原恭彦氏の言葉を。

「プリンターは使い捨てだ」

曰く、写真印刷のために安いプリンターを購入、初回ついてくるインクを使用し、
そのインクが切れたらそのプリンターを捨てて買い換えるとのこと。
実際に調べてみましたが、この辺ならば実際にその運用方法も十分可能な気がします。



エコ的な観点から見ればとんでもない考え方ですが、
極端な話、それはメーカー側がそうされても仕方のないような売り方をしているからであり、
意図せずそのような反エコロジカルな運用方法に誘導していることに他ならないような気がします。


まぁ、ぼく自身はエコロジー的なアレやソレはそれほど興味がございませんので
氏の提唱するプリンター使い捨て運用はある程度理解できるのですが、
やはり捨てるということには若干の抵抗がありますので、
間をとって安いキャノンの4色インクプリンターに買い換えようかと思います。