モグモグモグモグ

極めて稀に更新します

これがラブドール・・・

つい先日の話です。


あたくし日々頑張って毎日を生き抜いておるわけですが、
お仕事をはじめとする厳しくて寒風吹き荒むリアル界隈とは別セグメントの
人間関係もございまして、馴れ合いの場として重宝しているわけです。


即ちネット上でヌルくユルく仲良くしていただいている素敵な紳士達のことであり、
平たく言えばオッサン仲間であります。
こちとら中年になって久しいですが、先方もオッサンであり気が置けないナイスリレイション。


とにかくそんなオッサン同士が集まって
オフ会でもやろうじゃないかという話になりました。


一人は遠く兵庫から東京までわざわざ泊まりでご足労いただけるとのことでしたので、
東京ならではの観光地をご案内すべくスカイツリーを候補として挙げておりましたが、
あたくしどもと会う前日にヤングガールと2人っきりで
しっぽりと登ツリーを果たしてきたそうです。
このやろう。


そんなわけでその他東京ならではの観光地を考えた結果、
オリエント工業さんのショールームに行ってきました!


オリエント工業についてはご存知無い方がほとんどだとは思いますが、
簡潔に申し上げるなら超ハイクオリティーダッチワイフメーカーでございます。


個人的には以前のエントリーで言及した俺ニュースを経由し、
2003年くらいには既にその存在を存じ上げておりまして、
その品質の高さからずっと気になっておったわけですね。


ダッチワイフと言えば文部省依頼により開発されたとも囁かれる
第一次南極越冬隊が持ち込んだ南極1号(真偽不明)が有名でありますが、
現代のダッチワイフ、もといラブドールのポテンシャルを垣間見てやろうということで
突撃して参った次第。


まずはオリエント工業様サイトをどうぞ。
リアルラブドール オリエント工業|年齢認証

各自見ていただくとわかると思うのですが普通にかわいいのですね。
技術ヤバイ、マジパネェです。
匠の心はこんなところにも生きていたか。


ショールームの訪問には予約の電話が必要になっております。
予約電話のオペレーターさんは若い女性の声なので、
オッサンが出るだろうと想定していた自分はギョッとしたのでした。
(後から考えるとそういった外注だったわけですが)


場所は御徒町より徒歩5分の雑居ビルの2階にありまして、看板が出ているのですぐわかります。
中はそれほど広くはないスペースに15体ほどのラブドールがギッシリと鎮座しておられました。


30分間、係の方の説明を聞きつつ自由に見たり触れたりできるわけですが、
ここまで思いっきりヒトガタであり且つ女性をかたどったものであると
触るのにも抵抗があるなぁというのが最初の印象。
かなり躊躇うんですな。


え?え?おっぱい触っちゃっていいんですか?的な。
初対面でいきなり女の人のおっぱい触らないじゃないですか。的な。
まあそういう感覚が生まれるわけです。
すごく変な感じ。


しかしながら触れてみますと質感についてはシリコンということで、
そのペッタリ感がとても人に近く気持ち良い。
細かいことを言えば合わせの部分のバリが若干気になりましたが、
その品質はついにここまで来たか!という感じでございました。


僭越ながらお胸やお尻などを触らせていただきましたが、
弾力がありつつ柔らかいという絶妙な感触。
若干本物よりも硬めにできておりますが、
例えば肩や脛部分といった硬い部分と柔らかい胸やお尻とでは
しっかり柔らかさを変えてあってとても丁寧なつくりだなと。
ちなみに胸とお尻も違う触り心地でした。


ホールについては自社製ということで、ご用意いただいた3種類に指入れ体験となります。
狭いタイプ、奥まで深いタイプ、内部が突起に富んだタイプと、それぞれ差を出しています。
オッサン3人で交互にホールに指を突っ込み合うという絵ヅラは
シュール以外の何者でもありませんでしたがw


あんまりネチネチ書くとキモいオッサンに他ならないので箇条書きに。


・撮影などのディスプレイ用に間接を固くし、支え無しで自立できるタイプもあり。

・実用重視のものは間接が柔らかく人間により近い。

・使う時は電気毛布でガンガンあっためるといいらしい。

・腕の稼動域は90度まで。それ以上バンザイさせると脇のシリコンが伸びるので注意。

・足の指は分かれておらず水かきでくっついている。

・時には頭やウィッグを変えて。

・60万くらいするよ!


総括としては、ボーナスこれにつっこむ人がいても不思議は無いなと思ったわけです。
ショールームの案内係の方はしきりに次回は1人で来るようにとおっしゃっておられました。
本気で検討する方は是非1人でじっくりと行ってみてください。
複数名で行くよりも自由に触れますし、もっと真剣に説明を受けられると思います。


さてそういったこととは別としてですね、
その他思ったこととしてはあーこれ攻殻機動隊の世界だとも思ったわけですよ。
非常に月並みな感想ですが。


イノセンスにもメイン要素としてセクサロイドの存在が出てきたわけですが、
あの世界が現実に近づいてきているなと。


もちろん性的な需要のみではなくその他の部分での可能性もありますし。
この手の造形を一生懸命やってる所ってあんまり無いと思うのですねー。


中身は各大学やホンダさんに任せるとして、
最後の仕上げの表皮部分で一役買えるんではないかと。


歯科ロボットなんかもそのとっかかりかなと。


まだまだ表情は硬いですけど、一歩一歩進んでいる感を強く感じます。。


このへんもオリエントの品ですし。
コンパニオンもロボットの時代に突入か? | レスポンス

今後が非常に楽しみですね!


というわけで以上、オリエント工業様感想でした。

おっぱい!



そうそう、一緒に行ったハル様、電車の中で買ったパンフ広げるのやめてください!


オリエント工業協力の映画『体温』2013年2月13日より公開されてるようです。